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情報確認日:2026年10月27日

埼玉県内の市町村には、ホームページ制作費を対象経費に含められる補助金が複数あります。ただし制度ごとに対象者・補助率・要件が異なり、「どの事業者が、どの用途で使えるか」を取り違えると申請に至りません。本稿では制度を使う側の視点から、A(既存事業者向けの本命)・B(創業者向け)・C(業態や立地など条件が強いもの)の3類型に整理しました。自社がどの類型に当てはまるかを見極めたうえで、該当する記事で個別の要件・金額・締切をご確認ください。

まずはタイプを選ぶ(3つの早見表)

タイプ こんな方向け 代表例 記事
A・本命 すでに営業している事業者(業種問わず) 上尾市・新座市・
富士見市
A・本命編
B・創業者向け これから・最近創業した方 飯能・加須・熊谷ほか B・創業者向け編
C・条件付き 空き店舗出店・製造業・認定事業者など 鴻巣・北本・川越ほか C・条件付き編

全市まとめ(地域・補助率・主な内容・主な要件)

A・B・Cを横断して、ホームページ制作費が対象になる主な制度を一覧にしました。ホームページ制作費は多くの制度で対象経費に明記されています(川口市のみ国補助金のデジタル化経費としての扱いで、明記なし)。

地域(制度) タイプ 補助率・上限 主な内容(ホームページの扱い) 主な要件
上尾市
販路開拓支援
A 1/2・25万円 販促ツール作成費に「Webサイト制作」を明記 既存事業者。サポートセンターの事前相談必須、事業計画に基づく
新座市
IT・DX導入
A 1/2・7万円 「ホームページの構築・リニューアル」を明記 経営相談の利用。1回限り
富士見市
チャレンジ支援・販路開拓
A 1/3・5万円 「新規ホームページの作成又は既存ホームページの変更」を明記。作成ソフト購入費も対象 市内の中小企業者等。事業開始1か月前までに申請
飯能市
創業支援
B 10/10・個人5万〜法人20万 広報費に「ホームページ等の作成」を明記 創業1年以内。商工会議所の事前相談
加須市
創業支援
B 1/2・100万円 「ウェブサイト作成費」を明記 創業5年未満。特定創業支援証明
熊谷市
創業者応援
B 1/2・20万円 広告宣伝費に「ホームページ作成」を明記 創業1年以内。他社発注分のみ
上尾市
創業応援
B 1/2・20万円 広告宣伝費に「ホームページの制作」を明記 年度内に市内創業。特定創業支援証明
富士見市
創業者支援
B 1/2・20万円 「ホームページ新規作成・内容変更の外部委託費」を明記 創業1年未満。特定創業支援証明
ふじみ野市
ステップアップ
B 1/2・1年目30万ほか 「ホームページ等の広告宣伝費(作成費のみ)」「ECサイト」を明記 創業5年以内。年度の実施は要確認
鴻巣市
空き店舗対策
C 1/2 広告宣伝費に「ホームページ制作に係る経費」を明記 空き店舗への新規出店
北本市
空き店舗等活用
C 1/2・50万円 広告宣伝費に「ホームページの制作に係る費用」を明記 空き店舗への新規出店
東松山市
がんばる中小企業
C 1/2・30万円 広報費に「ウェブサイト作成や更新」を明記 経営革新計画(県知事承認)が必須
所沢市
地域資源・ものづくり
C 1/2・30万円 販路開拓事業に「ホームページ作成費用」を明記 製造業/農業に実質限定
川越市
KOEDO E-PRO
C 1/2・10万円 「ホームページ作成・改修委託料」を明記 KOEDO E-PRO認定事業者限定
川口市
DX推進
C 国補助の差額×1/2・50万円 国補助金のデジタル化経費(EC・システム等)。ホームページ制作費は明記なし 国補助金の採択・交付確定が前提

補助率・上限は業態や経費の種類で変わる場合があります。正確な金額・締切・要件は各記事と各市公式ページでご確認ください。

各記事の内容

A・本命編(既存事業者向け)

業種や創業年数の制約がなく、すでに営業している事業者が最も使いやすい3制度を扱います。販促目的のサイト制作を対象とする上尾市の販路開拓支援補助金(補助率1/2・上限25万円)、構築だけでなくリニューアルも明確に対象とする新座市のIT・DX導入費補助金(同1/2・上限7万円)、ホームページの新規作成・変更を対象とする富士見市の中小企業チャレンジ支援事業補助金(同1/3・上限5万円)です。規模の大きい新規制作は上尾市、既存サイトの改善は新座市・富士見市が目安になります。→ A・本命編

B・創業者向け編

創業期の事業者を対象に、ホームページ制作費を広報費・広告宣伝費として認める6市(飯能・加須・熊谷・上尾・富士見・ふじみ野)をまとめました。補助率100%の飯能市、上限100万円の加須市など金額の幅は大きい一方、いずれも「認定特定創業支援等事業」の受講証明が前提になる点が共通します。→ B・創業者向け編

C・条件付き編

ホームページ制作そのものは対象経費に含まれるものの、空き店舗への出店、経営革新計画の承認、製造業・農業への限定、認定事業者であることなど、対象が絞られる6市(鴻巣・北本・東松山・所沢・川越・川口)を扱います。該当すれば有力な選択肢になるため、クライアントの属性を起点に適合を判断します。→ C・条件付き編

全体で押さえるポイント

どの制度にも共通する実務上の前提が2つあります。第一に、交付決定前に契約・発注・支払いを済ませた費用は対象外です。制作の着手は必ず交付決定の後に設計してください。第二に、多くが通年受付で予算に達し次第終了するため、締切日だけを見て判断できません。補助額・要件・締切は年度や予算残で変わるため、申請前に各市の公式ページで最新情報を確認します。なお市の制度は金額が小さめのものも多く、本格的なサイトやECなら国の「小規模事業者持続化補助金」「デジタル化・AI導入補助金」との併用・使い分けも検討に値します。国と自治体の補助金の違いや、東京23区の制度については「ホームページ・ネットショップに使える補助金まとめ」(2026年6月時点の情報)で整理しています。

問い合わせ

制度の詳細と最新情報は、各市の公式ページ(各記事の出典欄)でご確認ください。自社がどの制度に該当するかの判断から、補助金の要件に合わせたサイトの企画・制作まで、合同会社サクセシオで承っています。